NEWS ARCHIVES : 2014年5月

2014.5.8

前原冬樹展「一刻 失われゆく時が甦る」@Bunkamura Gallery

2014年5月28日(水)-6月4日(水) 10:00-19:30 ※入場無料、会期中無休

Bunkamura Gallery
〒150-8507 渋谷区道玄坂 2-24-1 Bunkamura1F メインロビーフロア
会期中無休 10:00-19:30 入場無料 http://www.bunkamura.co.jp
Tel 03-3477-9174 Fax 03-3477-9178 Mail gallery@bunkamura.co.jp

140511

「一刻(皿に秋刀魚)」 2014年 桜、油彩 3.3×32×22cm

 

一本の木から生まれる唯物の美

前原冬樹は、写実技巧の極みと言うべき複雑な作品を、たった一本の木から、全く接がれることなく彫り出している木彫作家です。その作品は、東京藝術大学やおぶせミュージアム・中島千波館に収蔵されています。

古びたカミソリ、錆びていく塗装、皿の上に置かれた梅干しや秋刀魚…朽ち果てていく瞬間や、日常で気に留められず失われていく情景にかぎりない美しさを感じて、それを一木に留めるのです。彫り出された作品は、さらに油彩で丹念に着彩されることにより、木とは思えない質感が加わり、時間を経た情緒を醸し出します。写実的な表現を追求し続ける姿勢は、作品が後世に伝えていく悠久の存在感を生み出す“一刻”の骨頂なのです。

今展では、新作を中心に、前原の彫刻によって甦る奥ゆかしく懐古的な美と対峙した木彫作品に、幻想を精巧にアウトプットした新しい世界観を呈するシリーズや、今展のために描きおろしたオリジナルのデッサンを展覧販売いたします。非常に手間のかかる作業のため、年間で数点しか完成できず、繊細な構造のため実物を展示する機会の少ない貴重な作品を、この機会にぜひご覧ください。

 

2014.5.8

前原冬樹がTV出演

前原冬樹がTV出演いたします。
日曜美術館「明治の工芸 知られざる超絶技巧」
2014年5月11日 9:00-10:00 放送 再放送:5月18日 20:00-21:00

2014.5.5

Painting/Figurative@新宿高島屋10階 美術画廊(藤原由葵)

2014年5月8日(木)-5月21日(水) 10:00-20:00
※9日(金)•10日(土)•16日(金)•17(土)はPM20:30まで、最終日は10:00-16:00。

あなたとわたしの視線が合い、私達は向き合って…?
あなたが中へ入って来る?
わたしが外へ出て行く?
何もせずに去る?
内と外の温度差は?

 

140508

“毅然 (Resoluteness)” 2014 油彩画、エマルジョン地パネル 45.5x53cm

 

“Painting/Figurative”
今展では、「Ceramic/Figurative」と題し、『陶』/人物表現という共通言語を各々の視点で捉え、素材への固定観念を超えた世界観により好評をはくした2012年のグループショウの第2弾として、
『Painting』の世界で人物表現を主な表現主題とするアーティスト4名の近・新作を展観いたします。
現代の絵画表現においても、素材によるカテゴライズがナンセンスとなる中、単なる写実表現だけにとどまらないストーリー性あふれる世界を具現化する作家によるコラボレーションをぜひご堪能ください。
【参加アーティスト】山本 麻友香/  永島 千裕 / 松浦 浩之 / 藤原 由葵