ダメな営業メール(LINE)の例と解決策
キャバ嬢の営業メール、結構難しいですよね。
●キャバクラで待機中
●キャバクラからの帰り道
●家に帰ってお風呂の中で
●寝る前や起きた時
…などキャバ嬢にとって営業メールをする機会は常にあります。
仲良いお客様なら彼氏に送るような内容を意識したら良いですが、微妙な距離感の時やキャバクラに通うのが習慣になっていない人への連絡は、文章を打つ手も止まりがちです。
今回はダメな営業メールはどんなものか、そして営業メールの正解について、具体的に解説していきます。
あからさまな営業メール(LINE)をしつこく送る
キャバ嬢というお仕事をしていると、ほとんどの場合営業連絡をしなくてはなりません。
しかし、いざ営業をかけるとなると、言葉のチョイスに迷ったりして結構迷います。
よく「お店に来て」とダイレクトに言ってはいけないということも聞いたりしますが、でも別に「お店に来て」と必ずしも言ってはいけないというわけではありません。
ハッキリ言わないとわからない人だっていますし、禁句というわけではないんです。
ただし、ラインの履歴が全部下記のような催促の内容で埋まると、それは絶対にウザイですよね!
絶対に今日、お店に来てね!
ねぇ、いつ来る?
早く来て欲しいな~まだ?
いつなら来れる?明日は来れる?
本当に忙しくて行けない場合もあるでしょうし、そんな連絡が来るたびお客様は「ごめんね、行けないんだ」と謝り続けなければなりません。
あからさまな営業メールやラインを、しつこく送りまくるのはデメリットでしかなく、それなら何もしない方が良いです。
焦る気持ちをお客様にぶつけすぎないようにしてくださいね。
一斉送信で営業メール(LINE)を送る
お疲れ様です。
今日は寒いですね!私は毎日頑張って出勤してます!
一緒に楽しく飲んでストレス発散しましょー!
例えばこんなメールを受け取ったら「「ん?テンプレか?」「コピペで送りまくってるなこりゃ」と思う人は多いのではないでしょうか?
内容が薄っぺらく、読んでも何の感情も湧きません。
ただ、こんな内容を絶対に送ってはいけないという訳ではありません。
大事なのは、これを連発しすぎないこと。
そして、お客様に個別に送っているとアピールできるエッセンスを投入することです。
山田さん、お疲れ様です。
今日は寒いですね!山田さんは外での作業が多いお仕事だって聞いたけど、風邪引いてませんか?
私も毎日頑張って出勤してます!
一緒に楽しく飲んでストレス発散しましょー!
など、お客様個別のメッセージを盛り込むと「俺のこと考えてくれたんだな」と思わせ、親密度が少しでも上がります。
いつもいつも面白い内容を送り続けることはできませんが、文章の中にお客様個別の内容を盛り込むことはできるはずです。文中にお客様の名前を入れるのも効果的ですよ!
時間帯に配慮が無い営業メール(LINE)
メールやラインは電話とは違い、基本的にいつ送っても良いものです。
しかしながら、受信通知をオンにしている場合が多いため、キャバ嬢が活動している深夜に送ると音が鳴り起こしてしまうことも考えられます。
相手が何をしている時間帯か考えてみるようにしてくださいね。
それから、別に送っても差しさわりがないお昼に送るにしても、少しはタイミングを計る方がベターです。
例えば「お昼休みを狙って送る」などです。
でなければ、せっかく送ったメールやラインが埋もれてしまったり、悪気なくスルーとなってしまうこともあります。
既婚者のお客様であれば、奥様に内緒でキャバクラに来ていることも多いので、土日の家族サービスをしているであろう時間帯をさけるなど配慮するようにしてくださいね。
無駄に長すぎる営業メール(LINE)
あっさりと短すぎる文章は味気なくて愛がないですが、だからと言って無理やり長文に仕立て上げても良くありません。
読むのが辛くなりますし、忙しい人だったら「要するに何が言いたいの?」とイラつかせてしまうかもしれません。
要点や結論を意識して、自分が受け取ってしんどいと思わないかどうか、考えながら作るようにしてくださいね。
というか、そんなにしゃべることが多いのであれば、メールではなく電話した方が絶対に良いです!
すぐ来店というわけにはいかないかもですが、コミュニケーションがはかどりますよ♪
相手を違う人と間違えている営業メール(LINE)
たまに、相手を違う人と間違えてメールやラインを送ってしまうこともあります。
たくさんのお客様を持っている人ほど、やりがちなミスです。
これをやってしまうと、いい加減な印象を与えてしまいます。
また、「自分は大勢の中の一人なんだな」と悲しくさせてしまったり、「別に俺が頑張ってお店に行かなくても大丈夫じゃないか」とひねくれさせてしまうこともあります。
もちろん人間誰でもミスはするものですが、送信する前にもう一度チラッと相手を確認するだけで防げることができます。数秒を惜しまず、送信相手をチェックするようにしてくださいね。
それでも返信が返ってこない場合
色々工夫してメールやラインで営業しようにも、返信が返って来ない場合もあるかと思います。
基本、返事がないことについてはどうしようもないですし、気にしすぎる必要はありません。
自分を責めたりもしないでください。
●悪気はないが返事し忘れていた
●タイミング悪く忙しかった
●普段からメール無精で返信を考えるのが面倒だった
●緊急の用事があって返事をする余裕がなかった
●体調が悪くてメールどころではなかった
上記のように、お客様も事情があり返せなかっただけかもしれません。
なので、色々考えすぎて悲しくなったり、相手を責めたりということは意味がありません。
けれど一度返事がなかったからという理由で、『今後一切連絡しない』というのも、努力に欠けるかなと思います。
そのお客様とどうせ切れてしまうのだったら、その前にダメ元で行動してみるのもアリなんです。
返事がなかったとしても、相手が既読なのであれば、相手のリアクションを待たずにもう1回だけ送るというのもアリです。
返事がもらえずともメールを送り続けた結果、お客様が返ってきたということは、あたし自身も経験が多々あります。
相手の気持ちを引くような面白い文面を編み出してみるのも良いですね。
私が尊敬するローランド様は、こんな方法を紹介してくれています。
俺は自分のLINEに自分で返すよ。
『今日、寒いよね』と打って返信がなかったら、自分で『超寒いよね』って返す。
右側だけでLINEを完成させる。
というものです(笑)
お客様からすると、自分は返事をしていないのに、勝手に会話を繰り広げられているということで気になりますよね。
こんな読む相手をクスッと笑わせるような一工夫を仕掛けてみてください。
それでも返事はないかもしれませんが、何かの時に自分を思い出してくれるかもしれません。
大事なのは、返事がなかった時、相手を憎まず自分なりに新たな一手を考えてみるということです。
キャバクラで働いている限り、営業メールやラインはずっと続けていきます。
気負いすぎずに、淡々&コツコツ頑張っていきましょうね!