キャバクラの面接に簡単に受かると思ったら大間違い
『キャバクラの面接は楽勝!』なのでしょうか?
もちろんお店のランクにもよりけりですが、それなりにチェックが入っていることをご存じでしょうか?
気合いを入れまくる必要はありませんが、ポイントを押さえて準備をしておかなくてはなりません。
面接で仮採用をもらえないと体入が出来ない
体験入店は、誰でもさせてもらえるわけではありません。
体験とはいえ時給もちゃんと発生しますし、面接をクリアしなければ体入を許されません。
面接時に有利になるように、これから細かく説明していきますので是非ご一読ください!
キャバクラの面接で必要な持ち物
キャバクラの面接時に絶対に忘れてはいけないのが、身分証です。
面接では、これさえあればOKです。
体入のためにはもう少し持ち物が必要です。
キャバクラで働いたことが無い人は少し驚くかもしれませんが、履歴書は持っていかなくていいんです!
お店に着いてからエントリーシートを記入することがほとんどなんですよね。
キャバクラ面接に行く時の服装
キャバクラでの面接は、スーツで行く必要はありません。
ドレス姿をイメージできるような、カジュアルすぎないワンピースなどで行くと良いでしょう。
心配な場合は、ワンピースに合うジャケットなどを持っていっておけば間違い無しです。
靴もワンピースに合わる形で、ヒール推奨です。
髪も、お金をかけてヘアセットに行くまでしなくても良いですが、軽くアップスタイルなどにできるとなおヨシです。
つまり、店の人に店内で働く様子をイメージさせるということが大切です。
この面接で時給が決まりますので、自分を少しでも美しく見せる工夫はしていきましょう!
キャバクラの面接で聞かれる質問と答え
昼職の面接、特に新卒の面接のように鋭すぎる質問が飛んでくることはありませんが、一応よく聞かれる質問内容についての答えを用意しておくと良いでしょう。
Q.キャバクラで働こうと思った理由は?
キャバクラで働こうと思った理由を聞かれた場合は、仕事に興味があるという答えが無難かなと思います。
「色々な人と出会って、自分の知らない世界の話を聞けることは貴重な体験だと思います」といった感じでしょうか。
あるいは「人を楽しませることに喜びを感じる」とかいう答えも良いですね!
Q.キャバクラの経験は?
キャバクラ経験についての質問の意図は、単純に経験の有無を聞き出したいだけです。
これについては、正直に答えるようにしてください。
採用されやすいようにと経験があると偽ったりしても、未経験であることは接客を見たらすぐにわかります。
また、経験者の場合は「現在お客様を持っているか?」と聞かれることも多いです。
しかしこれも、見栄を張るような答えは避けてください。
「◯◯人のお客様がいます」と言ってしまえば、お店側はかなりの食いつきを見せることは確かです。
ですが、絶対に具体的にいくら売上を立てられるかなど、つっこんで聞かれますから、本当にお客様を連れて来られる場合以外は、ハードルを上げるようなことはやめておきましょう。
嘘をついていたことになり、イメージが悪くなってしまいますので、経験については素直に話すようにしてくださいね。
Q.週何日・何時間働ける?
どれくらい働けるかという質問には、少々盛ることもアリかなと思います。
お店としては、なるべく出勤日数が多いキャストが欲しいと考えています。
なので、「週に1回出られるかどうかです…」なんて言ってしまうと、雇う気をなくさせてしまうかもしれません。
とはいえ、週に3日の出勤が限界なのに、「週6で頑張ります!」と言ってしまえばお店もその気になってシフトを組んで来て、実は週6日も出られないということを言い出しにくくなってしまうかもしれません。
盛るとしても、後で調整可能な適度な盛りにとどめておきましょう。
Q.希望時給はいくら?
これを聞かれると答えが難しいのですが、しかしこちらとしても求人を見るなりして応募しているわけですから、求人よりもかけ離れた金額を言うわけにはいきませんよね。
遠慮して低めに言う必要はなく、あくまで自分が納得する金額を言うようにしましょう。
時給では伝えにくいという場合は、一ヶ月にどれくらい稼ぎたいかを伝えるのも良いと思います。
そうすると、出勤日数や勤務時間と合わせてある程度検討してくれることもあります。
Q.稼ぎたい金額や目標は?
稼ぎたい額や目標を聞かれる理由は、やる気があるかどうか確認したいからです。
大きな夢が無くても大丈夫です。
「副業として毎月10万稼ぎたいです」なんてリアルな数字でも大丈夫です。
ちょっと上手く言っておくかとか、話題を提供したい場合は、自分が興味を持ってる分野で夢を作り上げても構いません。
「外国に留学したい」とか「保護猫カフェを開きたい」など、キラキラした夢を語っても差し障りはありません。
後からバレて大変なことになる、ということもありませんからね!
Q.お酒は飲める?
面接に受かることだけを考えると、「お酒は飲めます!強いです!」と答えるのが正解となります。
でも、実際まったく飲めない人が、お酒が強いと嘘を付くのは後々デメリットが出てくるので望ましいとは言えないですね。
Q.彼氏はいる?
彼氏の存在は、なるべく隠すことをおすすめします。
その理由はズバリ、出勤に関係してくるからで、お店が警戒する恐れがあるからです。
彼氏がいると、仕事に身が入らない可能性があるとお店側は考えます。
彼氏の休みに合わせて、忙しい土曜日を休むかもしれないとか、クリスマスとかも出勤してくれないかもしれないと思うと、正直彼氏の存在が邪魔なんですよね。
そもそも答える義務はない質問となりますが、軽く流しましょう。
彼氏がいないと答えれば、それ以上つっこんでくることも無いと思いますし、「彼氏はいません」が鉄板の答えであると言って良いでしょう。
Q.知らない人と話すこと対して抵抗はない?
この質問に対し「実は人見知りで、知らない人と話すのはめちゃくちゃ苦手なんです…」と答えてしまうと、採用は絶望的です(笑)
これはもう嘘でも何でも構いませんから、全力で抵抗がないことを伝える必要があります!
「人と話すのが好きで、楽しい」ということをアピールしてくださいね!
気になることは面接の時に質問しておく
説明を聞いていて気になることがあれば、後から質問するために記憶しておいてください。
緊張で忘れてしまいそうな場合は、説明を受けている際にメモを取っても構いません。
人が説明してる時にメモを取るという行動は、実は「あなたの話を真剣に聞いていますよ」というアピールになり使える手なんです!
後から納得いかないことが出てきてモヤモヤすると、お店との信頼関係にヒビが入ってしまう危険性もありますし、常識的な範囲で確認するようにしてくださいね!
積極的に質問する姿勢はやる気をアピールできる
質問が本当に1つも浮かばないのであれば仕方ないのです。
でも出来れば質問はした方が印象アップにつながります。
他に何か質問はありますか?
…特に無いです。
このように終わらせるよりも、質問を投げかける方がやる気があってお店に興味を持っているということをアピールできます!
質問は何でも良いのですが、あたしだったらこんな質問をします。
どんなお客様が多いですか?しっとり系でしょうか?ワイワイ系でしょうか?
お酒に興味がありまして…お店でよく出るシャンパンは何ですか?
など…。
自分がお店で働くことを具体的にイメージしていることが伝わる内容が良いのではないでしょうか?
もちろん、待遇について分からないことがあるならば、それを素直に聞くようにしてくださいね!
質問に答えられない&濁すようなキャバクラは辞めよう
面接の時はなるべく無難に終わらせたいですし、聞きにくいことは「そのままにしておこう…」と思いがちですが、聞くべきことは聞かなくてはなりません。
自分が大事だと思う質問に答えなかったり、何となく濁してあやふやにするお店は、避けておく方が良いでしょう。
何かトラブルがあった時にも、同じようにスルーしたり曖昧にしてしまう可能性が高いです。
キャバクラの採用基準
では次に、キャバクラの採用基準について具体的にお話ししていきます。是非参考にしてくださいね!
容姿がキャバクラの客層・コンセプトに合うか
お店にとってはキャストが商品となりますので、その見た目がお店に合うかどうかも見ています。
どういうことかというと、例えば客層のメインがおじさまで年齢層が高めなのに、20歳前後のキャピキャピしたノリのキャストが多いと受けが良くないかもしれません。
白と基調とした上品な内装で、キャストも清楚系が多い中に、原宿系の個性的なヘアカラーのキャストが混じっているとやはり不自然です。
例え顔が整っている大変な美女であろうとも、お店のコンセプト真逆な女性は採用しにくいものです。
おしゃれはその人のポリシーがありますから、簡単にお店の雰囲気に寄せてくれるかどうかもわかりません。
自分のジャンルや雰囲気と、お店のカラーと違いすぎていないか確認して応募するようにしてくださいね!
女らしさを感じるスタイルか
もちろんボーイッシュな感じのキャバ嬢もいますが、やはり基本的にキャバクラでは女性らしさがある方が男性客のウケがいいことは否めません。
芸能人で例えると、女性らしい曲線美を持つ深田恭子さんが理想です!
清楚で透明感のある浜辺美波さんのような女性も人気です。
ただ、お客様の好みは千差万別ですから、面接で採用された体型だからお客様全員に好かれるというわけではありません。自分の良さを活かせる装いができるよう心掛けてみてください!
手入れが行き届いていて清潔感がある
一昔前であれば、学生ギャルのようなキャバ嬢でも許されていたかもしれません。
でも今は、キャバ嬢人口が増えに増え競争も激しくなっています、
キャバ嬢としてやっていくには、きらびやかなおしゃれも必要ですが、もっとベースとなる“女性としてのお手入れがちゃんと出来ているか”ということも重要です。
● 髪がプリンになっていないか
● ネイルが剥げてボロボロになっていないか
● ムダ毛の処理はできているか
● メイクは雑で適当ではないか
● マツエクが散ってバラバラになっていないか
● 歯が虫歯だらけではないか
…など、要するに清潔感を失っていないかどうかが焦点です。
「店内暗いし、見えないかもしれないからいいや」と気を抜かず、自分を商品だとしてちゃんと管理できますよ、ということを相手に分かってもらうようにしてくださいね。
どのくらい出勤することが出来るのか
これは出勤日数についての質問のところでもご説明しましたが、通常は嘘偽りなく希望を言っておくべきです。
少し多めに言っておいて、「状況が変わったから」ということで変更することもできなくはないですが、お店によっては出勤日数で時給を設定していることもあります。
いざ働き始めると「少し時給が下がっていた…。」なんてことはあり得るので注意が必要です。
話し方や仕草に変な癖が無いか
面接時には、態度に変な癖がないかどうかのチェックも入っています。
あくまでも“見る人が気になるレベルの癖がないかどうか”というだけで、その人の個性についてどうこう言われることはありません。
要するに、会話している時に相手を不快にさせるような癖がなければOKとなります。
一応、チェックされる項目を見ておきましょう。
● 話し方が嫌味っぽい
● 話している最中に白目をむく
● 話しながら唾が飛ぶ
● 貧乏ゆすりをする
● 髪の毛をずっと触っている
● 下品な言い回しをする
● 語尾を伸ばす、「なるほど」を連呼する
確かにこんなキャバ嬢は嫌ですよね(笑)
しかも面接でこれらを出してしまうとなると、常識的な感覚を持っているのかどうかも疑われかねません。
まあ常識的な範囲ですのでほとんど問題はないかと思いますが、1つ気を付けるとしたら、最後の下品な言い回しですね。これについては世代とか個人の感覚に左右されるところがあります。
「マジ◯◯なんすけど~」とか「それな」など、ノリを優先すると普通に使ってしまいそうだけれど、年配の方には受け入れられにくいという言葉遣いもありますから、面接の時くらいは注意するようにしてくださいね!