体験入店とはキャバクラで1日お試し勤務する制度のこと
体験入店とは、キャバクラで実際に働いてみることを言います。
面接と同日に、そのまま体験入店をすることがほとんどですね!
もちろんお給料はもらえるので安心してください♪
昼職でも、こういうのがあったらいいのにって思うくらい良い制度です!
今回は、キャバクラの体験入店について、詳しくお話ししていきますね。
キャバクラの体入で必要な持ち物
キャバクラで働くとなると、専用のドレスやヒールなどが必要だから大変!と焦りますよね。
でも大丈夫!ドレスやヒールは借りることができます。
しかも、体験入店で必要なものは無料で貸してくれるところが多いです!
※店舗によっては500円~1000円ほどレンタル料が必要なこともあります。
ドレスやヒール以外でお仕事に必要なものは下記で、これらをポーチに入れて持ち歩きます。
●ハンカチ
●ライター
●ペン
●口紅
●あぶら取り紙
●フリスク(口臭ケア)
●その他自分に必要なもの
ポーチは大きすぎると野暮ったく見えてしまうこともあります。
なのでなるべく小さめでドレッシーなものを選んでおく方が良いですね◎
ストールは禁止のお店もありますが、寒い場合は待機席で使用可能な場合もあるので持って行っておくといいですよ。
店内は普通の洋服を着ているお客様に室温を合わせていますが、キャストはドレスで腕や足を出しているので、寒く感じるんですよね。
持ち物ではないんですが、ピアス・ネックレス・ブレスレットなどアクセサリー類も用意しておく方がベターです。
安くても良いので、大振りで華やかに見えるものを選ぶのがポイントです!
体験入店の流れ
体入時の流れを説明していきますね!
体験入店のSTEP1. 説明を受ける
まずはドレスを選んで着替えたら、店内で店長やボーイから説明を受けます。
お店のルールなどを教えてもらえますが、案外サラッとしていて楽です(笑)
ああしろこうしろとしつこく言われることは少ないです。
逆に、キャバクラで働いたことがない場合は、お酒の作り方やタバコの火の点け方など丁寧に教えてもらえますので安心してください。
説明が終わったら、待機席で声がかかるまで待ちます。
体験入店のSTEP2. お客様を接客する
付け回しのボーイに呼ばれたらお客様の隣に座り、お酒を作ったりテーブルの上を整えたりしながら会話をしてお客様をもてなします。でも、初日から完璧にできなくてもOKです。
お客様も初心者かベテランかどうかは話せばすぐにわかりますから、上手くしゃべれなかったとしてもそんなに怒られることはないですよ!「君、初めてなの?」と声をかけてくれたりして、結構優しいです(笑)
それに、体験入店の時は先輩キャバ嬢のフォローに回る『ヘルプ』という業務をすることになります。
メインの接客は先輩キャバ嬢がしてくれるので、あまり気負わなくて大丈夫ですよ!
そうして接客を続けて帰る時間が来たら、ボーイが席から引き抜いてくれるので大丈夫です。
もしお店が忙しくて忘れられていそうなら、「そろそろ電車の時間なので上がっていいですか?」と一声かけくださいね。
体験入店STEP3. 体験入店終了
体入が終わったら、手渡しでその日のお給料をもらえることがほとんどです。
働いた分のお金をキャッシャー(お金を担当する人)にもらったら、後は帰るだけです!
※ただし「体験入店の時給=全額もらえる」わけではなく控除としてお給料から天引きされるものがあるので注意!
思ったよりも簡単でしょ?笑
キャバクラの体入時の注意点
体験入店時はお店側からチェックされている
体入はある意味、“面接”という要素も持ち合わせていますので、店長からはチェックされています。
- 常識的な対応ができているか
- 会話できているか
- お客様からの受けはどうか
- 店内での見栄えはどうか
…など、それぞれの店長が独自の視点で判断しています。
「このお店で絶対働きたい!」という場合には、大切なアピールタイムで、腕の見せ所となります。
でも、初めての場所は緊張するものですし、上手くしゃべれないなんてことは誰にでもあります!
万一「他の仕事の方がいいんじゃない?」とか「向いてないんじゃない?」と言われたとしても、もしあなたが働きたいという意思があるなら、諦める必要なんてないんです!
あたしも初めての体験入店の時、上手にお客さんとしゃべれなくて、体入終了後に店長から
君みたいな全然しゃべれない子、困るんだよね~。
店にいても売れないから。
と嫌なことを言われたことがあります。
でもそう言われたことがとっっても悔しくて、グループの他の店舗で売れてから、わざわざ会いに行って
あの時、売れないって言われたあたしがここまで売れたよ
と言い返しにいったことがありますよ(笑)
当時のあたしはほんとに負けん気が強かった…今はもうそんなこと言えない(笑)
お試し勤務だからと言って気を抜きすぎは問題ですが、あなたらしく楽しく接客することが一番です!
体験入店でこちらがチェックするべき点
体入では、逆にこちらがチェックすべき点もあります。
- お店の雰囲気
- 運営側である店長やボーイと、キャストの関係はどうなのか
- バックヤードの様子
- お客様の質やノリ
上記は注意深く見ておく方が良いですね。
店長やボーイが高圧的だったり、ルールが多くて締め付けがきつかったりすると、長く働くには不向きな場合が多いです。
ちょっとしたポイントですが、口うるさいお店かどうかは、案外バックヤードの掲示物を見ることで判別することが可能です。
ロッカールームや従業員用トイレに、これでもかとぎっしりお小言みたいなことを書いた紙が貼られているお店は、あたしなら避けますね(笑)
でも、緩すぎるお店はそれはそれでトラブルが起こりやすかったり、問題があっても見て見ぬフリで通すこともありますので、バランスが取れているかを見抜くことが大切ですね!
お客様の質やノリについても、今後自分がやっていけそうかどうか考える必要があります。
でもまあこれは、正直なところどこのお店でも色んな人が来店しますので、「このお店なら嫌な人は絶対来ない!」とは言えないですね。要するに、キャストとお客様との相性の問題ですから…。
お客様の属性や特徴が極端に偏っていなければ、それで良しとしておきましょう。
キャバクラで体験入店をした人の体験談
体験入店だからと言って、適当な情報に乗っかってしまうのはリスクがあるので注意してください。
以前、やり取りをしていたスカウトの人に、「面接は俺の紹介として免除するから、とりあえず体入してみて!」と誘われました。
「時給も高いしまあいっか」とあまり深く考えずにお店に行きましたが、なんと!
そこは、キャバクラではなくセクキャバでした…。
スカウトに文句を言っても「え?セクキャバでも大丈夫でしょ?良いお店だし!」と交わすだけで、特に謝罪もありません。
スカウトは個人でやっていることが多く、責任感がある人ばかりではないんです。
体入する場合は、スカウトの紹介ではなくちゃんとした求人サイトから探した方が良いです。
名前を聞いたことないような怪しいサイトもダメです。
大きくて有名な業界大手のサイトを選んでくださいね!
ちゃんとした会社なので、対応も常識的ですから安心ですよ!
体験入店するキャバクラはちゃんと選ぶべき
体験入店は、気軽にして良いものです。
色々なお店を見ることで比較ができ、あまり良くないお店に入店してしまうことを防ぐことができるからです。
しかし、やたらめったら体入することも考え物です。
体験入店を重ねすぎると「体入荒らしか?」と思われ、本当に入店したいお店にエントリーする時に不利になることもあるかもしれません。なるべく体験入店は3店~5店舗程に留めるのがいいと思います。
そして、上記の体験談からもわかるように体験入店は、ちゃんとした求人サイトで、厳選され信頼ある求人の中から探すようにしてくださいね!